医療型療養病床について

　療養病床とは、病状が慢性期となり長期療養が必要な方が、医師の管理下で、医療、看護、介護、リハビリテーションを受けることができる病床です。高齢者の病気は長引くことが多く、寝たきりの患者さんも少なくありません。これらの方々には長期的・継続的な医療と、身体機能の低下を予防するための看護・介護が必要となります。
　他の介護施設と比較すると、医療型療養病床は医師・薬剤師・看護師・管理栄養士・放射線技師・臨床検査技師・理学療法士・介護支援専門員（ケアマネージャー）・介護福祉士など、医療と介護の専門職員が常駐し、患者さんの療養生活をきめ細かく体系的に支えることができるのが特徴です。

【 入院のご相談： 地域連携室 】
平日　午前９時〜午後５時
TEL/FAX０４５-４３２-８５０８（専用ダイヤル）　

入院生活について

１．家庭的な温かい雰囲気で、熟練したスタッフが細やかな心配りをもって、療養生活を支援いたします。
２．毎日医師が病状を診察いたします。２４時間体制の医学的管理と看護、介護を行います。
３．医師の指示のもと、２名の理学療法士が個別にリハビリテーションを行います。筋力低下や拘縮を予防し、身体機能向上を図ります。
４．専属の管理栄養士が個別に栄養バランスを考え、おいしい食事提供と栄養管理を行います。
５．こまめな更衣・清拭・シャワー浴・入浴により身体の保清を行います。入浴設備は一般、半介助、寝たままの機械入浴があります。
６．時間毎の体位交換やエアマット導入にて、褥瘡の発生を予防いたします。
７．医療・看護・介護の専門家による総合的なチーム医療を実践するため、定期的にカンファレンスを開き、患者さんの意思・価値観・ライフスタイルを最大限尊重した療養環境を整えます。

　　

　　

　　

入院までの流れ

●電話受付
まずはお電話をください（地域連携室専用ダイヤル:045-432-8508）。電話にて患者さまの状態をお伺いいたします。入院費用などについても、お気軽にお問合せください。
●書類提出
医療機関に書類のFAXをご依頼してください（FAX:045-431-2890)。
診療情報提供書、血液検査データ、感染症データ、日常生活動作票など
●入院判定・結果通知
書類をもとに、医師が入院受け入れの可否を判断いたします。入院事務担当者より、お電話にてお返事させていただきます。
●病院見学・入院事前面談
入院事務担当者が面談し、患者さまの詳しい状況や、ご家族のお話をお伺いいたします。当院の入院生活についてご説明させていただき、院内のご案内をいたします。病室のタイプのご希望もお伺いいたします。
●入院予約
入院までは待期期間が生じる場合もあります。予約の際に見込み期間をお伝えいたします。
●入院
入院の日程調整や直前のご病状などについて、入院事務担当者からお電話させていただきます。

入院時持ち物

・湯のみ、箸、洗面用具、着替え、寝間着、ティッシュ、スリッパ
・電気器具類の持ち込みはテレビ、ラジオのみ可能です。
・大金の所持はご遠慮ください。紛失の場合は責任を負いかねます。

入院時にご提出いただくもの

・保険証
・医療受給者証（７０才以上の方）
・入院保証書:２〜３日中にご提出ください。
・入院保証金（５万円）:退院時返却

入院中の注意事項

・入院中は医師・看護師の指示をお守りください。
・病室を離れる時は看護師にお知らせください。外出・外泊は医師の許可が必要です。
・病院敷地内は全面禁煙です。ご面会の方もお守りください。
・地震・火災などの非常の際はスタッフの誘導に従ってください。

入院費のお支払い

・入院費の請求は毎月１回です。翌月初旬に請求書を郵送いたしますので、銀行振込にてお支払いください。
・領収書は所得税の年末調整や確定申告の際に医療控除等で必要ですので大切に保管してください。領収書の再発行はできません。
・入院日および退院日は、規定により滞在時間に関係なく１日分として計算します。
・お支払に関するお問い合わせやご相談は入院事務室にお尋ねください。

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